text in hero module

text in hero module

text in hero module




IHC法によるMMR機能欠損検査およびBRAF 変異検査


text in agenda module (2 col)

line_RocheGrey_1920x3.png
「ミスマッチ修復機能欠損検出キット」および「BRAF変異タンパクキット」の製造販売承認をそれぞれ2021年12月17日、12月8日に取得いたしました。いずれも免疫組織化学染色(IHC)法を測定原理とした項目で、IHC法によるMMR機能欠損検査およびBRAF 変異検査としては国内初の体外診断用医薬品です。MMR IHC検査は2022年10月より保険適用となりました。
line_RocheGrey_1920x3.png


ミスマッチ修復機能欠損検出キット

「ミスマッチ修復機能欠損検査キット」として製造販売承認を取得したのは、がん組織におけるミスマッチ修復(mismatch repair:MMR)に関与するタンパク質MLH1、PMS2、MSH2、MSH6を検出する免疫組織化学染色(IHC) 4項目であり、IHC法によるMMR機能欠損検査としては国内初の体外診断用医薬品です。 4項目をそれぞれ測定し、全てのタンパク発現が保持されていればミスマッチ修復機能正常(pMMR)、いずれか一つでも消失していればミスマッチ修復機能欠損(dMMR)と判定されます。

これらの項目は、MSD株式会社が販売する抗PD-1抗体「キイトルーダ®(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))」(以下、キイトルーダ)の固形癌患者への適応を判定するための補助、大腸癌におけるリンチ症候群の診断の補助、および、大腸癌における化学療法の選択の補助を使用目的として承認されています。なお、医薬品に関する詳細は製薬企業へお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。

【染色例:dMMR大腸癌症例(MLH1欠損)】
IVD_MMR_fig1.png



ロシュMMR IHC パネル
判定ガイド(PDF)はこちら




[目次]
使用目的
 製品の使用目的
 判定ガイドの目的
臨床評価
 染色の特徴
 染色様式と強度
 臨床評価の症例基準
 スコアリングアルゴリズム
 コントロール
 内部陽性コントロール

 

 検体ワークフロー
参考画像
 pMMR症例
 dMMR症例
 判定に苦慮する症例
プレアナリシスの影響
 最適な染色結果を得るための固定条件
 未染スライドの安定性
 組織厚
参考文献
 




BRAF変異タンパクキット

「BRAF変異タンパクキット」は、がん組織におけるBRAF V600E変異タンパク質を検出する、免疫組織化学染色(IHC)を原理とした体外診断用医薬品であり、IHC法によるBRAF 変異検査としては国内初の体外診断用医薬品です。大腸癌におけるリンチ症候群の診断の補助、または、大腸癌における化学療法の選択の補助に用いられます。

【染色例】
IVD_MMR_fig2.png



承認品目概要

一般的名称 承認品目 使用目的
ミスマッチ修復機能欠損検出キット
ベンタナ OptiView MLH1(M1)
(製造販売承認番号:30300EZX00104000)
がん組織中のMLH1タンパクの検出
  • ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)の固形癌患者への適応を判定するための補助
  • 大腸癌におけるリンチ症候群の診断の補助
  • 大腸癌における化学療法の選択の補助※1
ベンタナ OptiView PMS2(A16-4)
(製造販売承認番号:30300EZX00101000)
がん組織中のPMS2タンパクの検出
  • ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)の固形癌患者への適応を判定するための補助
  • 大腸癌におけるリンチ症候群の診断の補助
  • 大腸癌における化学療法の選択の補助※1
ベンタナ OptiView MSH2(G219-1129)
(製造販売承認番号:30300EZX00102000)
がん組織中のMSH2タンパクの検出
  • ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)の固形癌患者への適応を判定するための補助
  • 大腸癌におけるリンチ症候群の診断の補助
  • 大腸癌における化学療法の選択の補助※1
ベンタナ OptiView MSH6(SP93)
(製造販売承認番号:30300EZX00103000)
がん組織中のMSH6タンパクの検出
  • ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)の固形癌患者への適応を判定するための補助
  • 大腸癌におけるリンチ症候群の診断の補助
  • 大腸癌における化学療法の選択の補助※1
BRAF変異タンパクキット ベンタナ OptiView BRAF V600E(VE1)
(製造販売承認番号:30300EZX00097000)
がん組織中のBRAF V600E変異タンパクの検出
  • 大腸癌におけるリンチ症候群の診断の補助
  • 大腸癌における化学療法の選択の補助※2

※1 切除可能な進行・再発の結腸・直腸癌における術後補助化学療法の選択の補助に用いること。
※2 治癒切除不能な進行・再発の直腸・結腸癌における治療選択の補助又は結腸癌における術後補助化学療法の選択の補助に用いること。


このテキストは、セクション4を2段組(左右)に設定した場合の右側カラムに挿入されます

このテキストは、セクション5の右側カラムに挿入されます。セクション5では左側にテキストを挿入することはできません(左側には画像か動画しか入れることができません)

Lorem ipsum dolor sit amet consectetur