検査の手順
準備をする
測定の際は添付文書を必ずよくお読みください。(SARS-CoV-2 ラピッド抗原テスト・SARS-CoV-2 ラピッド抗原テストⅡ)
検査の手順(クイックリファレンスガイド)はPDFでもご確認いただけます。(SARS-CoV-2 ラピッド抗原テスト・SARS-CoV-2 ラピッド抗原テストⅡ)
キットに含まれるもの
鼻腔ぬぐい液採取用
滅菌スワブ
テストデバイス
抽出用
バッファーチューブ
ノズルキャップ
鼻腔ぬぐい液採取用滅菌スワブの形状は異なる場合があります。
時計またはタイマーをご用意
事前に手指の消毒
1
検体(鼻腔ぬぐい液)を採取する
1-1
キットに付属の鼻腔ぬぐい液採取用滅菌スワブ(綿棒)を1本用意します。
綿棒は使用直前に開封し、綿球部分には手を触れないでください。
綿棒の真ん中より下の部分を持ちます。
1-2
鼻の穴から約 2cmのところまで綿棒を挿入します。この時無理に圧を加えないでください。
無理に圧を加えると鼻粘膜が傷つき出血したり、綿棒が折れ、怪我をする場合があります。
綿棒を鼻の内壁に沿わせ4回回転させ(約15秒間)、粘膜表皮を採取します。 綿棒の先端がほかの部位に触れないように鼻の穴から注意深く引き出します。
1-3
同じ綿棒を使用して反対の鼻の穴でも同様の操作を繰り返します。
注意:必ず 1本の綿棒で両方の鼻の穴から採取してください。
綿棒が十分に湿っていることを確認します。
ただし、綿棒の先端には触らないよう注意してください。
2
試料を調製する
2-1
抽出用バッファーのシールを中身をこぼさないように注意深く開封し、検体採取後ただちに綿棒をチューブに浸します。
チューブの外側から綿棒の先端をつまみ、綿棒を10 回以上左右に回転させ、上下に動かし撹拌します。
2-2
チューブの外側から綿棒の先端をつまみ、試料を絞り出すようにスワブを引き抜きます。
2-3
ノズルキャップをチューブにしっかり装着します。
3
検体を滴下し測定する
テストデバイスを平らな場所に置き、チューブから試料(ラピッド抗原テストの場合は3滴、ラピッド抗原テストⅡの場合は4滴)をテストデバイスの検体滴下孔に真上垂直から滴下します。
時計またはタイマーを15分にセットします。
試料滴下後は、テストデバイスを水平な場所に置き、動かさないでください。
4
測定結果を判定する判定は必ず滴下後、15~30分の間に実施してください。
15分後に測定結果を判定します。
陰性の判定はコントロールラインが早めに出現した場合であっても、必ず15 分後に行ってください。また、30分以上経過した後の判定は正確な測定結果が得られない可能性があります。
結果の判定方法と対応
判定結果:
陽性
判定窓にコントロールライン(C)及びテストライン(T)2本のラインが出現します。テストライン(T)が非常に薄いか均一でない場合でも、陽性と判定してください。
新型コロナウイルス抗原が検出されました。
対応方法:
お住まいの地域の自治体の最新の情報等も確認し、適切に医療機関の受診等を行ってください。
判定結果:
陰性
測定結果が陰性の場合、
判定窓にコントロールライン(C)のみが出現します。
新型コロナウイルス抗原は検出されませんでした。
対応方法:
偽陰性(過って陰性と判定されること)の可能性も考慮し、症状がある場合には陽性であった場合と同様に、適切に医療機関の受診等を行ってください。 また、陰性であったとしても引き続き感染予防策を行ってください。
判定不能
(再検査)
判定窓にコントロールライン(C)が認められない場合、検査結果は無効です。
テストライン(T)が認められたとしても、コントロールライン(C)が認められないため、検査結果は無効です。
対応方法:
新しい検査キットを用いて、もう一度、検査を行ってください。
判定結果:
陽性
判定窓にコントロールライン(C)及びテストライン(T)2本のラインが出現します。テストライン(T)が非常に薄いか均一でない場合でも、陽性と判定してください。
新型コロナウイルス抗原が検出されました。
対応方法:
お住まいの地域の自治体の最新の情報等も確認し、適切に医療機関の受診等を行ってください。
判定結果:
陰性
測定結果が陰性の場合、
判定窓にコントロールライン(C)のみが出現します。
新型コロナウイルス抗原は検出されませんでした。
対応方法:
偽陰性(過って陰性と判定されること)の可能性も考慮し、症状がある場合には陽性であった場合と同様に、適切に医療機関の受診等を行ってください。 また、陰性であったとしても引き続き感染予防策を行ってください。
判定不能
(再検査)
判定窓にコントロールライン(C)が認められない場合、検査結果は無効です。
テストライン(T)が認められたとしても、コントロールライン(C)が認められないため、検査結果は無効です。
対応方法:
新しい検査キットを用いて、もう一度、検査を行ってください。
本キットや検体採取に使用した綿棒などは家庭ごみとして各自治体の廃棄方法に従って廃棄してください。
使用後の綿棒等は感染性を有するおそれがありますので、廃棄時の取扱いには十分注意し、使用したキット(綿棒、チューブ等を含む)をごみ袋に入れて、
しっかりしばって封をする、ごみが袋の外面に触れた場合や袋が破れている場合は二重にごみ袋に入れる等、散乱しないように気を付けてください。
テストデバイス、抽出用バッファー、ノズルキャップの入っているアルミパウチに印刷されているCEマークは日本国内では無効です。
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